ねぎログ

IT業界で働くおじさんの戯言。

【完結済】マイナーだけど超面白い漫画10選

今日は、マイナーだけど超面白い漫画を紹介していきたいと思います。

ちなみに今日紹介していく作品は、すべて「完結済み」のものとなっております。

※一部ネタバレ表現も入っておりますので、ご注意下さい。

 

なお、中には「これはメジャーだろ!」っていう作品もあるかもしれませんが、あくまでも僕の基準なのでそこは勘弁してやってください。

 

それではどうぞ!

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あそびあい / 新田章(全3巻)

あらすじ(amazonより引用)

自分の欲望と快楽に素直すぎて、いろんな人とエッチしちゃう小谷さん。彼女を独占したいピュアボーイ・山下くん。そんな二人のストレンジラブストーリー。束縛とか嫉妬とか喧嘩とか倦怠期とか、泣いたり悩んだりノタウチまわったり、面倒くさいだけなのに。それでも、どうして人は恋だの愛だのを繰り返しするんだろう。――全世界共通の病“恋愛”をえぐる革命的作品!!

 

一言コメント

ヒロインは全く恋愛という感情がわからず、気持ちいいからという理由で様々な男性と性行為をしていくような女性で、主人公はその子の事が好きになり、その子に必死に変わってもらえるよう努力していくというお話です。

 

僕は、この作品の1話を読んだ時にきっと最終的にはヒロインは主人公の愛情的なものに触れて改心するんだろうと思っていました。

がっ! そんなこともなく物語は終わっていきます。

ですが、それまでに主人公が悩んだ過程やヒロインが何を考えていたかという心理描写が細かく描かれており、短いながらもとてもワクワクして読み進めることができました。

ただし、ネトラレ耐性が無い方は注意が必要な作品。

 

  

 

ノノノノ /  岡本倫(全15巻)

あらすじ(amazonより引用)

スキージャンプ界に現れた無名の新星・野々宮悠太。実は、彼の正体は…なんと男装した女の子!! 彼女は、男子しか出場できないオリンピックのジャンプ種目で金メダルを獲るのが夢なのだが…!? 「エルフェンリート」の岡本倫が描く待望の異色スキーコミック第1弾!! 

 

一言コメント

努力、友情、勝利のすべてがぎっしり詰まったスポーツ漫画。

スキージャンプというおそらくほとんどの人が興味ない且つやった事がないであろう題材を選んでいるものの見せ方が上手く凄まじく面白い。

こんなに興味が無くやったこともないのに面白かった作品はヒカルの碁以来です。

 

その他にも男装をバレないかどうかのドキドキ感やライバル選手との勝つか負けるかのハラハラ感がすごいです。なぜこんなにマイナーなのか謎の作品。

とにかくこの作品に関しては読んで後悔することはないので、是非読んでほしい。

 

 

 

描かないマンガ家 / えりちん(全7巻)

あらすじ(amazonより引用)

進化し続ける漫画業界に新たなマンガ家が現れた。“描かないマンガ家”である!絶対にハズさないマンガ家・器根田刃(きねだ・やいば)先生のNEVER STARTING STORY!!

 

一言コメント

この作品を一言で表すなら「主人公がクズのバクマン」です。

この主人公は、絵の専門学校に通いながら漫画を描いて、、、、いや、、、、結局言い訳して漫画は描かないんです。

 

にも関わらず上から目線でプロの漫画家や漫画を描いている同級生の作品をバカにするという、、、、なんというか現代の悪いタイプのオタクをまんま漫画にしたような人物。

バクマンは、面白かったものの主人公達が天才肌且つ努力家だったので、リアルさがあまり無かったですが、この主人公はクズなのである意味親しみが湧きやすく、イメージしやすい為、リアルに感じてしまいました。

 

「俺はやればできる 本気を出せば他の人より優秀」と思っている人には是非読んでほしい作品。

 

 

 

 

太臓もて王サーガ / 大 亜門(全8巻) 

あらすじ(amazonより引用)

異世界「間界」の王子・太臓が、人間が住む「実界」にやって来た! その目的は太臓ハーレムランド建設!? 「赤い悪魔」と呼ばれる不良・阿久津宏海を巻き込んで、もて王を目指す太臓の「愛」のGAG物語が始まる!!

 

一言コメント

ジョジョのパロディ、ジャンプ関連のパロディネタ、そして直球の下ネタが好きな人にはおすすめの作品。

逆にジョジョを知らなかったり、パロディ、下ネタがあまり好きでないという人には全く向かない作品でもある。

普通にパロディやジョジョがわからなくてもそこそこ読めはするだろうが、面白さは半減すると思う。

 

僕個人としては、ジャンプのギャグ漫画の中で一番笑わせてもらった。

安定感のあるツッコミ、唐突にぶっ込まれる下ネタ、作品に妙にマッチしたパロディネタ等々、少しでも興味が湧けば読んでほしい。

 

 

 

PSYREN―サイレン― / 岩代 俊明(全16巻)

 

あらすじ(amazonより引用)

『助けて』そう言葉を残し、雨宮桜子は姿を消した。夜科アゲハは彼女を捜すため、連続“神隠し”失踪事件に関わる都市伝説「秘密結社サイレン」へとアクセスする。そして、アゲハの命を懸けたゲームが始まった!!

 

一言コメント

超能力系バトル漫画です。わりと中二病が疼く感じの作品。全編通して安定した面白さを出している作品。

主人公が本当に少しずつ少しずつレベルアップていきし、超能力を使いこなせるようになるまでの過程がすごく面白い。

 

 

 

 

マネーの拳 / 三田紀房(全7巻)

 

あらすじ(amazonより引用)

ビッグマネーをつかみ取れ!!ボクシングの元世界チャンプ・花岡拳が、ビジネスの世界で再び頂(てっぺん)を目指す…!!ニッポンの経営者必読、超話題の経営奥義伝授コミック!!ボクシングの元世界王者、花岡拳(本名:健)。引退後は、タレント活動の傍ら居酒屋を経営していたが、毎月赤字続きで頭を抱えていた。そんなある日、テレビ番組にゲスト出演したケンは、ビジネスで大成功をおさめた塚原為ノ介と出会い、自宅に招かれる。「どうすれば商売で成功できるか」と尋ねるケンに対し、塚原の答えは…。

 

一言コメント

商売や人付き合いの考え方について教えてくれる勉強にもなる漫画。

悪い言い方をすれば説教臭い作品なのだが、それでも惹き込まれるような魅力がこの作品にはある。

また、主人公は社長なのだが、この主人公に味方する人間が少ないっていうのがまたこの作品の面白いところ。

とにかく周りが社長を利用してやろう、社長に成り代わってやろう、社長を粒焼してやろうっていう感じの人達ばっかりでそういう厄介な人間達を説き伏せたりしていくのが見ていて爽快感を得られる。

 

 

 

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 / 西 義之(全16巻)

あらすじ(amazonより引用)

罪(人間に危害を加えるなど)を犯した霊に対して刑を下し、あの世へ送る能力を持つ魔法律執行人・六氷透と、彼の助手を務める草野次郎。そんな彼らを、霊に悩める人たちが次々と訪れ…。戦慄の世界への扉が今、開かれた!!

 

一言コメント

絵柄さえ違えば(僕はこの絵柄好きですが)もっと人気も出てアニメ化もしていたんじゃないかと思うほどのポテンシャルを秘めた作品。

独特の世界観と狂った霊達そしてダブル主人公の扱いの上手さ。もっと評価されてほしい作品。

ただ、やはりこの作品は人を選ぶ気がする。話が終始暗い。暗すぎる。絵柄も相まって暗い雰囲気が結構強い。最終的にジャンプで打ち切られてしまった作品だがむしろよくここまで持った方だと個人的には思う。

 

 

どうぶつの国 / 雷句 誠(全14巻) 

あらすじ(amazonより引用)
誰も見たことのない世界。一生懸命、生きてるよ。「金色のガッシュ!!」雷句誠の新作!! 動物しかいない星「どうぶつの国」に暮らすタヌキのモノコ。両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちになってしまったモノコは、ある日、見たことない動物……人間の赤ちゃんを拾う! 小さな出会いが世界を変える、奇跡のアニマルファンタジー開幕!!

 

一言コメント

「金色のガッシュ」の作者 雷句 誠さんがガッシュの後に描いた作品となります。

表紙から見るに動物のほのぼの系漫画かと思いきや、、、、実際は自然界の楽しさ、厳しさ、優しさを描いたファンタジーです。

 

さすがガッシュの作者だけあり、各所に泣けるポイントが盛りだくさんです。

 

ですが、やはり少年漫画の宿命なのか後半の方は、ドラゴンボールバリのバトルが繰り広げられることになります。一体僕が最初に読んでいた漫画はどこにいったんだ?って感じになってしまいますが、それでも十分おすすめできる作品です。

 

 

ジバクくん / 柴田 亜美(全6巻)

あらすじ(wikipediaより引用)

物語の舞台は、時計回りに12の世界に分かれた「ツェルブワールド」。それぞれの世界には、人々を襲う「トラブルモンスター」に対処するため、聖霊を操って戦う選ばれた子供、通称・グレートチャイルド (GC) が各世界に1人ずつ存在する。


1の世界「ファスタ」に住む主人公・爆は、トラブルモンスターに襲われたところを当時のGC・炎に助けてもらったのを機に、GCの称号とそれに伴う聖霊や道具を譲渡されることになる。そして「世界制覇」という壮大な夢を掲げる爆に、炎は「全世界イチのGCになれ」と言って去って行った。

 

その後、炎の後継者たる爆に挑戦に来た2の世界のGC・ピンクや3の世界のGC・カイと会ううち、爆は正式なGCの資格と、常人を超える力の証「ライセンス」を12の世界の中心「針の塔」で手に入れられることを知る。2人を仲間としながら、爆は12の世界を回り針の塔へと向かうことを決意する。

 

一言コメント

アニメ化もしているので、マイナーと言っていいか迷いましたが、ジバクくんを知っている人をリアルで見たことがないので、マイナー作品ということにさせて下さい。

 

この作品ですが、巻数が少ないながらも丁寧に努力、友情、勝利が描かれており、当時小学生だった僕は心を震わせました。

12の世界を旅していき、その世界のグレートチャイルドと呼ばれる精霊使いの戦士達と戦ったり、協力したりとわりかし予想通りの王道展開で進んでいくのですが、その王道展開が心地よいと言いますか、とにかく読んで!!

 

 

サトラレ / 佐藤マコト(全6巻)

あらすじ(amazonより引用)

「サトラレにサトラレであることを気づかせてはいけない」――“サトラレ”とは正式名を「先天性R型脳梁(のうりょう)変性症」という謎の奇病によって、口に出さずとも自分の考えが周囲の人に“悟られ”てしまう不思議な能力の持ち主のコト。

そして、例外なくあらゆる分野で天才的な功績を残すほどの才能を持つ彼らを、密(ひそ)かに保護するサトラレ対策委員会。これは、サトラレの青年・西山幸夫(にしやま・ゆきお)と彼を警護する小松洋子(こまつ・ようこ)、そして……その他大勢による少し不思議な物語。

 

一言コメント

「お前これドラマ化も映画化もされてマイナーじゃねーじゃん!」とお叱りを受けそうですが、この作品も僕の周りで知っている人がいないので、マイナーとさせて下さい。

 

この作品は、自分の心の声が他の人間にすべて伝わってしまうサトラレという病を患った人のお話です。世にも奇妙な物語にありそうなお話ですね。

 

このサトラレは、様々なサトラレが出てきて常に驚くような展開が襲ってくる読んでいてとても心躍る作品です。

 

そして必ずこの作品を読んだ後は俺もサトラレなんじゃないかと思うはずです。 

  

 

以上!マイナーだけど超面白い漫画10選でした。