ねぎログ

IT業界で働くおじさんの戯言。

転職エージェント「レバテックキャリア」を実際に使ってみた感想

今日は、僕が転職エージェントの「レバテックキャリア」を実際に使ってみた感想を書いていきたいと思います。

 

 

レバテックキャリアの公式サイトは以下となります。

IT・Webの転職・求人なら【レバテックキャリア】

 

 

 

僕がレバテックキャリアを選んだ理由

僕は現在IT企業に勤めており、転職先するなら同じIT業界がいいなと思っていました。

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そこで転職エージェントについて色々とネットで検索しているうちにIT業界の転職に強いと言われるレバテックキャリアを見つけました。

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レバテックキャリアの評判をネットで見る限りは良いものが多かったですし、IT業界に精通したエージェントに話を聞いてほしいという思いもあったのでここへの登録を決めました。

 

 

連絡からエージェントの面談までかなりスムーズに進んだ

まず公式サイトから登録したらその日のうちに電話がかかってきて履歴書、職務経歴書等の提出の依頼と現在の転職状況について聞かれました。

 

その後メールで転職エージェントとの面談日をメールで決めていきましたが、メールも比較的早く返信がきたので、レスポンスが悪くてイライラするという事はありませんでした。終始レスポンスが良かった印象です。

 

他の転職エージェント使ったことがないので、比較はできませんが、ここの転職エージェントでは対応が遅くてイライラすることはないと言えるでしょう。 

 

 

転職エージェントとの面談へ

レバテックキャリアは渋谷のヒカリエ内にあるので、そちらへ向かいました。

 

指定された持ち物は、筆記用具と名刺2枚 もしくは 写真付の身分証明書(運転免許証,パスポート,住民基本台帳カード等)でした。

ただ、僕の場合は名刺も身分証明書も求められませんでした。

 

とはいえこれは人によるのかもしれません。

例えば一流企業勤務で次も更なる一流企業へみたいな人の場合には今いる企業の名刺を見て本当かどうか確かめたりするのかなと。

 

僕の場合は中小企業にいて中小企業へ転職なので特に提出はいいかなって感じだったのではないかと思います。(※実際はどうかわかりません)

 

転職エージェントでの面談時の服装については私服でOKということでしたが、一応ビジネスカジュアルで行きました。

周りの転職者を見るとスーツの人、ビジネスカジュアルの人とで半々ぐらいでした。サンダル短パンとかじゃなければ何でも大丈夫だと思います。

 

面談の内容としては、現在どんなことをしているのか?どんな職業に就きたいのかということでした。ほとんど喋っているのは転職エージェントの方で8対2ぐらいでしたかね。

 

こればっかりは担当エージェントによると思うので僕の担当の方が喋るのが好きだったっていう感じだったのでしょう。

何も聞かなくてもある程度色々と教えてくれたので楽っちゃ楽です。

ただ、話を聞いてほしいという方には不満が残るかもしれませんね。

 

一通り自分の状況や希望について話しが終わったら自分に合う求人票を転職エージェントが見繕ってきて渡されます。

 

そこから持ってきて貰った各企業について説明を受けていきます。それで中でもおすすめの企業には赤マルをつけてくれました。

 

それで持ってきて頂いた求人票をすべて貰い、後日エントリーしたい企業があったら連絡するという形にしてもらいました。

 

そして面談の最後にGoogleスプレッドシートとLINEの登録を依頼されました。

 

 

 

GoogleスプレッドシートとLINEの登録について

ここの転職エージェントでは、メールや電話のやり取りはあまりしません。

基本的なやり取りはLINEでして、Googleスプレッドシートで選考状況等を共有する形となっています。

 

LINEで連絡くれるのなんて楽だなぁと思いました。

というのもメールだと一々堅苦しい感じで話さないといけないですし、「あ、ちょっとこれも聞きたい」みたいな時にメールを作るのがめんどくさいんですよね。

 

ただ、個人用LINE知られたくないとかそういう連絡が来てほしくないという場合には、転職エージェントに相談すればメール、電話対応もしてくれると思うので相談してみて下さい。おそらく対応してくれるはずです。 

 

 

実際紹介された企業はどうだったのか?

僕のスキルやキャリアが足らないということで個人的にはあまり魅力的な企業の紹介はありませんでした。(年収がさほど上がらない、福利厚生面が弱い)

 

ただ、当然転職エージェントの方はスキルやキャリアなどが劣るという点を把握しているので、紹介してくれた企業は研修がしっかりしていてスキルアップを図れるような所が多かったです。

 

 

レバテックキャリアを使って良かった点

箇条書きで書いていきます。

  • 企業に落ちた際に落とされた理由を転職エージェントから聞ける
  • 履歴書、職務経歴書のアドバイス、添削をしてもらえる
  • 企業との面接前に聞かれる事をある程度教えてもらえる
  • 面接の練習をしてもらえる

僕が一番転職エージェントを使って良かったと思えたのは、面接で聞かれる事を事前に教えてくれる点ですね。

 

やっぱり前もってどんな質問がくるかわかっていると緊張も和らぎますし、質問に対してスムーズに答えられると相手の印象も良くなると思います。

 

更にメールで受ける企業については様々な情報をメールで送ってくれるので、普通の転職者よりもかなり有利に面接は進められると思いました。

教えてくれる情報としては以下のようなものです。

  • 志望動機(どんな志望動機が良いか)
  • 求めるマインド(どんな人を企業は求めているか)
  • 質問される内容
  • 直近のお見送り理由(志望動機が曖昧だった、スキルアップの意欲が低い為等)

 

 

 

 

レバテックキャリアに対する不満点

大きく分けて2点ほど不満がありました。

 

1点目は、転職会議やキャリコネなどの口コミサイトで評判の悪い企業もおすすめしてくる事。

 

転職エージェントの方は、こういうサイトを見ないのかもしれませんが、どう見ても地雷な企業も良い企業さんなんですよーと紹介してきます。

 

中でもひどかったのは僕が紹介された1社を口コミサイトで見てみると社長がパワハラをするような会社で待遇も良くないという口コミが多数投稿されていました。

 

そのことを転職エージェントに伝えてここは受けたくないんですよと伝えると「口コミサイトをあまり真に受けないで下さい」「実際に自分の目で見て確かめてみて下さい」と言われました。

 

おっしゃることはごもっとも。言っている事はよくわかります。

ただ、反論したいことは山ほどあるんですよね。

 

「口コミサイトをあまり真に受けないで下さい。」

⇒実際の内容が嘘だろうが真実だろうがこんなに社長の不満を複数件書かれているような会社にはとても就職したいとは思えないという事。

「火のない所に煙は立たぬ」と言いますが、まさにそれでしょう今回の件は。

あえてこの会社を選ぶ理由はなく、少しでもリスクは回避すべきでしょう。待遇もさほど良くないのなら猶更です。

 

僕自身も口コミサイトを鵜呑みにしているわけじゃないんですよね。

ある程度情報を取捨選択していって信用できると思える情報だけを抜き取って判断しているわけです。

「ここは悪い口コミがいっぱいある~ブラック企業だ~」みたいな短絡的な思考で決めているわけではないので、そこは頑なに口コミサイトは間違っているみたいな感じで話を終わりにしてほしくなかったですかね。

  

 

「実際に自分の目で見て確かめてみて下さい」

⇒実際に面談に行って自分の目で確かめて一体何がわかるんでしょうか?

あ、やっぱここブラック企業だって面接に行ってわかるわけがないでしょう。

そんなのが面接ぐらいでわかるんだったらブラック企業に入ってしまう人なんていないですよ。

 

今までにその企業に就職した人達だってパワハラをする社長がいるってわからなかったから入社したんでしょうし、転職エージェントの人もそんなことは知らなかったわけでしょうし。

 

「この企業へ受けに行ってくれませんか?」と断っているのにすごい勧めてきて正直めんどくさいなと思ってしまいました。(すみません)

 

 

2点目は、転職を強引に進めてくる節がある事。

上記の企業を勧められた事もあり、ちょっと転職について考えたんですよね。

理由としては、スキルアップ自体は今の会社でも出来て、年収はさほど変わらないからです。そしてその旨転職エージェントへ伝えると「年収はさほど変わらないと言われますが、残業もあるので○○百万円は超えますし、30歳になってからの転職活動は求められる物が多くなるから転職してスキルアップしたほうがいいですよ!」みたいなことを言ってきました。

 

残業もあるので○○百万円は超えますし

 ⇒残業もあるのでって、、、、今の会社の基本給と転職後の基本給を比べるべきでしょう。逆に残業無くなったらどうするんですかっていう、、、、。

 

「30歳になってからの転職活動は求められる物が多くなるから転職してスキルアップしたほうがいいですよ!」

 ⇒僕は、これに対して転職エージェントに「これ今の会社でもスキルアップできる環境なので転職してもやる事変わらないですよね?」と言ったら紹介した企業さん達は、研修もちゃんとしていてエンジニアの事を大切に思ってくれる企業さん達ばかりなんですよみたいなことを言われました。

どうしても転職活動を続けてくれっていう強引さと言いますか、必死さが僕的には結構萎えてしまった部分があります。

 

この上記2点が引っかかった点でした。それ以外の点では結構満足しています。

正直この2点に関してはお互いの考え方や言い分も違いでしょうし、どっちが正しいとかはないと僕は思ってます。

 

 

 

最後に

はじめて転職エージェントを使ってみましたが、転職エージェントってこんなに色々教えてくれて、企業との調整もやってくれてすごい便利だなと思いました。

特にレバテックキャリアは、LINEで転職エージェントとやり取りをするのが個人的にはすごく楽でした。メールと違いやり取りもスムーズに行えるので、おすすめです。

 

デメリットとしては、転職エージェントは転職をさせるのが目的の人達なので転職活動をじっくりしたいとかいう人には向いていないのかもしれません。

また転職エージェントから紹介された企業だから安心できると思い込んでロクでもない企業に入れられる可能性だってゼロではありませんからね。

 

転職エージェントというのは使い方次第で薬にも毒にもなるという印象です。

 

以上、転職エージェント「レバテックキャリア」を実際に使ってみた感想でした。