トヨタ新型SUV ライズ納車されたのでレビューします!
トヨタの新型SUVライズが納車されてから12日程経ったので、今日はレビューをしていきたいと思います。
ライズとの出会い
初めてこの車が欲しいと思ったのは、このツイートでロッキーを見てからでした。
ビーゴ?ロッキー?ダイハツの「新型コンパクトSUV」は年内発売…東京モーターショー2019[詳細画像]https://t.co/oV2LrAZ5h3#ダイハツ #DAIHATSU pic.twitter.com/mRpQMNKsv9
— レスポンス (@responsejp) October 24, 2019
ひと目見た瞬間にかっけええええ!!欲しいいいいぃ!!ってなりました。
そして、その後どんどん細かい情報が出てきて購入しようと決めた一番の理由がこのフル液晶のメーターです。
コンパクトカーでフル液晶のメーターでしかもメーター切り替えられるってすげええ!!って感動しました。いや、ほんとこういう仕掛けに弱いんですよ僕は。
(僕だけじゃなくて男の子は全員こういうの弱いよね?)
あと、外観もなんとなくガンダムっぽく見えなくもないし、なんていうかもうこの車しかないなってその時になりました。
その後、ダイハツのディーラーに行き、ロッキーに試乗!ロッキー自体の出来はものすごくよかった!
ただダイハツのディーラーの対応がどうしても受け付けなかった、、、、、。
営業担当の人がロッキーの聞いてもいない事を長々と一方的に話かけてくるし(仕事なのはわかるが話が長い)見積もり出しますって裏に行ってから30分近く経っても帰ってこなかったしでなんかドッと疲れました。(あまりに長すぎたので帰宅した)
あとそこのダイハツのディーラー全体が忙しそうにしていてなんかあんまり居心地も良くなかったので、ここでは購入したくないなと思い、ふとライズのあるトヨタのディーラーへ。
正直この時点では、ロッキーの方がデザインが好みだったので、迷っている段階でした。
でもトヨタのディーラーに行ったら接客もめちゃくちゃよかったし見積もり出すのも早いしジュース出すのも早いし何もかもダイハツのディーラーとは違っていました。
ということもあり、買うならトヨタだなと判断し、デザイン的にはロッキーのが好きでしたがライズにしました。(※ライズのデザインも気に入っています)
結局車は買って終わりっていう商品ではなく長くディーラーとも付き合っていくので、トヨタで購入してよかったと思います。
もちろんダイハツのディーラー全部がそういう感じではないんだとわかっていますが、第一印象がこれだと正直足が遠のきます。
購入したグレード
一番上のZグレードを購入しました。
多少高くなっても装備が充実しているものがいいと思いZグレードです。
値引き額と交渉について
約16万円の一発値引きです。
値引き交渉に時間をかけるのがめんどくさかったので、以下の3つを最初にディーラーに伝えました。
- ロッキーの見積もりを取ってきており、16万のナビをタダで付けてもらえると言われている。(※ディーラーもダイハツの値引きに関しては情報を持っており、既に認識済みだった)
- ロッキーと同額の値引きしてくれるのであればライズの購入を考えている。
- 複数のトヨタを回っており、1番値引きしてくれるところで購入しようと思っている。
上記を伝えるとすぐに16万の値引きが提示されました。
ただ、どうしても下取りはさせてほしいと言われました。ちなみに下取りは、初代の初期スペーシア9万9000キロで20万でした。
そのため、特に下取りでぼったくられるってこともなかったので、満足行く値引きをしてもらえたと思います。
正直もうちょっと頑張れば値切れそうな雰囲気でしたが、今後の付き合いも考えてやめておきました。
エクステリア
とてもコンパクトカーとは思えない迫力のあるデザインです。近くで見ると更に大きく見えます。
5ナンバーサイズって言われないと初見の人はわからないんじゃないのかな。
また前、横、後ろどこから見てもスッキリとした造形となっており、飽きのこないデザインです。
インテリア
値段の割に質感は高いほうだと思います。(あくまで値段の割にです)
ただ、最近は軽自動車も質感が上がっていることもあり、軽自動車と同様のレベルだと考えたほうがいいかと思います。
インテリアを重視するという方は、別の車にしたほうがいいです。といってもコンパクトカーはみんなどこの会社もこのレベルだとは思います。
メーターに関してですが、フルデジタルなので乗っていてワクワクさせてくれます。このクラスでフルデジタルなのは素直にスゴい。
個人的に気になるところとしては、最近の軽自動車によくある助手席に物を置く場所があればよかったかな。
デザインの関係もあるので仕方がないのかもしれませんが、助手席側に収納スペースがもう少しだけ欲しかったです。
でもそうするとスタイリッシュさも失われてしまうので、難しいところですかね。
安全装備
ダイハツの「次世代スマートアシスト」搭載です。
ただ、お世辞にも高性能とは言えず、他社の自動ブレーキと比べるとスペック的にはかなり劣る印象です。
元から僕は、性能面に惹かれて購入したわけではないので、特に気にならないですが、自動ブレーキの性能が気になるのであれば別の車を選んだほうがいいと思います。
走行性能
1000ccのターボなので街中で普通に運転しててストレスを感じる事は一切ありません!
軽自動車からの乗り換えだったので、尚更そう感じました。
乗り心地
乗り心地に関しても快適でした。静粛性も高く、振動もよく抑えられてます。
後席での乗り心地に関しても特に問題はなく、また178センチの僕でも足元の狭さも感じませんでした。
ただやはり全体的に軽自動車をグレードをアップさせたような乗り心地ではあります。
普段乗用車に乗り慣れている人からすると軽自動車寄りと感じるかと思います。
例えばヴェゼルやC-HRと比べてしまうと全く敵わないです。(※車格も値段も違うので比較すること自体微妙ですが)
燃費
実燃費は、13~16ぐらいです。道が悪かったり運転が荒かったりしても大体10~12ぐらいです。
特別燃費が良いというわけではないですが、1000ccターボなのでこのぐらいといったところでしょう。
実燃費の情報収集サイトである「e燃費」を見てみると現時点で2駆が13.30km 4駆が12.40kmとなっています。特別良い数値っていうわけではないですが、許容範囲かなと思います。これ以上求めるのならハイブリッドですね。
長距離の通勤で使うのであれば別の車にしたほうがいいと思います。エコ運転とかで伸ばすにしても限界があるレベルなので。
価格
総支払額はオプション、値引き込で約260万でした。
付けたオプション
・9インチディスプレイオーディオ
・ブラインドスポットモニター
・リヤクロストラフィックアラート
・スマートパノラマパーキングアシスト
・パノラマモニター
・シートカバー
・フロアマット
・バイザー
・ハンドルカバー
軽自動車のN-BOXやタントでもオプションつけると似たような値段になることを考えるとそんなに高くないのかなと思います。
というより新車で安全装備てんこ盛りでつけるとだいたい売れ筋の車は200万台中盤はいっちゃいますよね。
納期
2019年11月17日契約で、2020年2月1日納車でした。
希望ナンバーの関係でごたついて遅れたので本来もっと早く(1週間ぐらい)納車できたと思います。
残念だった点
「電子パーキング」と「オートブレーキホールド」が無い点。正直この2つは欲しかったです。
この装備は、同時期に出ている軽自動車にも搭載されている装備なので、是非取り入れてほしかったなーと思います。新型ヤリスもついていませんが、なぜ出し惜しみするのか、、、、。
ダイハツの今度出る新型タフトには、この装備が搭載されており、技術不足で出来ないというわけではないと思うので。
おそらくマイナーチェンジ時に取り入れるのでしょうけど、出し惜しみするようなやり方は正直嫌いです。(※ライズがというか車業界全体がそうですが)
ベストカーのロッキー&ライズの記事にて
>>全グレードが手引式のサイドブレーキとなっているが、
>>車体設計担当によると「オーソドックスなSUVの雰囲気を出したかった」
https://bestcarweb.jp/feature/test-drive/110663
本当にこういう設計思想なのであればマイナーチェンジ時にも電子パーキングは当然取り入れないはずですが、きっとユーザーから要望が多かったので取り入れましたとなるんだろうなぁというちょっとした愚痴。
どんな人が買うべき?どんな人は向いてない?
ライズ、ロッキーは以下があてはまる人は購入して損はないと断言できます。
・低コストでSUVを楽しみたい人
・コンパクトカーサイズでSUVに乗りたい人
・荷物をいっぱい積みたい人
逆に以下にあてはまる場合にはちょっと別の車種も検討したほうがいいかも。
・乗り心地を求める人
・燃費を求める人
・自動ブレーキの性能が高い方が良い人
・後席に居住性を求める人
・ダイハツ産が嫌な人(※ライズはOEM車なので生産はダイハツです)
総評
色々好き勝手書かせてもらいましたが、デザイン、走り、価格すべて満点です!
この車にとても満足しています。素晴らしい車を作ってくれた!本当に!
買おうかどうか迷っているそこのあなた!買って後悔しないから買っちゃいなYO!