「怒られているうちが華」という言葉に対して僕が思う事
「怒られているうちが華だよ」
みなさんも学生時代に先生から似たような事をよく聞いていたと思います。
当時の僕は「そんなの教師が怒りつけるための言い訳だろ。何が怒られているうちが華なんだよ。本当は怒りたいだけだろ」と正直思っていました。
そして現在大人になり、社会に出て、後輩を指導すべき立場になり、ようやくこの言葉の意味がわかりました。
というのも僕の場合ですが、仕事ができない人、やらない人に対して感情的に怒るってまずないんですよね。呆れてそれで終わりです。
この人はダメなんだなとその人に対して何のアクションも起こさずに諦めます。
これってかなり屈辱的ですよね 。それなら怒られた方が数倍良いですね。
まさに怒られているうちが華なのです。本当に。
相手からしっかりと感情をぶつけられるだけマシです。
この言葉って「他人に対して何かを諦めた人間」にしか理解ができない言葉なのではないかなと思いました。
それゆえに学生時代にそんな感情を抱く人ってごくわずかなので、大半の学生の心に響くことはないのです。
いま考えてみると学生時代の先生方がよく口にしたフレーズって意外と大事な事だったり役立つ事が多かったんじゃないかなと。
今、学生の人はよ~く先生の話を聞いてみると良いと思います。
といっても僕も学生時代に大人から大人の話はよく聞けとか言われてましたけど、結局適当に相槌うってスルーしてましたね。
もったいないことしたな~と今だからこそ思うだけで当時どんなに考えても大人の話を真剣に聞くなんて発想にはならなかったんだろうなと思います。