ねぎログ

IT業界で働くおじさんの戯言。

先日入った飲食店でのお話し

先日食べログで美味しいと言われているとある個人経営のお店に行ってきました。

 

 

小さいお店で入れるお客さんの人数は、30名弱といったところ。

そんなお店なので周りのお客さんの様子も店員さんの様子も把握できる感じです。

 

ただ、そこの店長が見るからに怖そうな人だった。

料理を注文し、しばらく待っているとその予感は的中した。

店長は、僕のほぼ目の前でバイトに対して厳しく指導を行い始めた。

 

このお店は大変賑わっており、店長自身も汗だくで忙しくしているので、きっと余裕がないのだろう。

 

とはいえやはりそういうのを近くで見てしまうと嫌な気持ちになってしまう。

 

そしてその後料理が出てきた。確かに味は良いかもしれないが、またこのお店に来ようとは正直な所思えなかった。

 

食べている最中にバイトの人達の目を見るとみんな死んだ魚のような目をしており、ひどく疲れきっているように見えた。

この店長の指導による精神的な疲れもあるのではないかと勘ぐってしまう。

 

ごく稀にこういう強い指導を行う飲食店の店長を見かけることがあるが、その度にものすごく嫌な気持ちになる。

せっかく外食にきたというのに食べた気がしない。

 

「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず
  自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ
   独りで静かで豊かで・・・」

 

という孤独のグルメの主人公 井之頭五郎の気持ちが実によくわかった瞬間でした。