友人の家庭の変わったルールについてのお話
今日は、僕の友人の家庭内での変わったルールについてのお話です。
と言っても僕が小学低学年ぐらいだかの話だったので、かなり昔です。
だいたい20年ぐらい前ですかね。
その子の家庭の変わったルールについて
その変わったルールを知ったのは、僕がその子の家に遊びに行った時でした。
たしかリビングでその子の母親とその子と僕とで何かアニメの話になったんですよね。
そうするとその子の母親がうちでは普通のアニメは見させていないみたいなことを言いはじめました。
具体的にはその家庭では「日本語を喋るアニメ」を禁止していました。
そのルールによりその子は、「ピングー」しか見たことがないとのことでした。
禁止の理由は?
僕は、なぜ普通のアニメは見させていないのかを問うとアニメによって汚い言葉を覚えたり真似してしまうからというものでした。
今思うとちょうどその当時「クレヨンしんちゃん」が社会問題になっていた時期だったので、尚更敏感だったのかもしれませんね。
当時の僕は、その子に対してかわいそうだなと子供ながら同情した記憶があります。
たぶん初めて同情という感情を持ったのはこれが初めてだったと思います。
そして僕もなぜか一緒に「ピングー」を見させられましたが、本当に面白くなかったです。(製作者の方すみません)
その子にどう思っているか聞いてみた
僕は、後でその子に他のアニメ見たくならないのかと聞いたら「見た事がないからわからない。別にお母さんがああ言ってるし良いよ」といった感じでした。
結局その後、僕は転校し、その子とも疎遠になってしまったので、どうなってしまったのかわかりません。
果たしてその子は結局大人になり汚い言葉を使わない立派な大人へと成長したのでしょうか?
出来たら会ってまた話を伺いたいところですが、難しいでしょうね。僕コミュ障ですし。
もしこのブログをみていたら連絡下さい!飲みにでもいきましょう!
子供に対して何かを禁止することについて僕が思う事
ちなみに他にもゲームや漫画が禁止だったりっていう家庭もありましたが、結局その家庭の子供が他のゲームや漫画を禁止されていない子よりも成功したっていうパターンは正直あまり見たことがありません。
更に言わせてもらうならその禁止する側の親が大企業勤務だとか高学歴だとか目に見えて何か能力があるっていうパターンも不思議と見た事がありません。
例えばまだ親が高学歴で大企業勤務で今までの自身の成功体験を元に子供にゲームや漫画を禁止させてるっていうのならまだなんか少しは気持ちはわかるんですけどそうでないパターンがほとんどじゃないですか?少なくとも僕の周りではそうでした。
(※高学歴で大企業勤務なら子供に何を禁止しても良いと言ってるわけじゃないですよ!)
大体が親の能力低いにも関わらずこれも禁止だあれも禁止だって言われると子供も疑問に思わないんですかね?
禁止してくる親は別にすごい人でもないのに禁止をしてくる・・・・この人は人生で成功しているわけでもないのに黙って言う事を聞く事が本当に正しいんだろうかって。
プロの料理人でもない人が誰か適当な人を指導してプロの料理人を育てあげることができないのと一緒だと僕は思ってます。(もちろん例外的に育てることもあるでしょうが数は少ない)
まあ、人生で成功していないからといってその人の意見が間違っているとは限らないのは十分承知していますし、成功していないからこその意見があるのもわかっていますが、単純にそう思ったりしませんかね。
僕のスタンスについて
僕は、良いもの悪いものを親側で判断してから子供に与えるっていうのはしたくないと思っています。もちろん一部例外もありますが、、、、。
極力僕の場合は悪いものを見ても悪い方向に走らないように教育をしていきたいと思っています。
そもそもが親がいくら禁止したとしても子供は悪いものを見たがりますし、これだけネットが普及した今悪影響のあるものを見ない環境にはなかなかおけないと思います。
基本的に子供は悪いものに近づくものと思い、その上で悪影響を受けない様に教育していく方がお互い気持ちいい関係が築けるはずです!
子供の為を思ってという気持ちもわかりますが、実際それ子供の為ですか?
自分の叶えられなかった夢や理想を子供に押し付けてはいませんか?