ねぎログ

IT業界で働くおじさんの戯言。

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方レビュー

僕は、今年から毎月1冊以上は、必ず本を読むことにしています。

 

ただ、やはりこうやって誰かに宣言し、逃げられないようにしないと

だらけて読まないと思うので、1冊読む度にこうして

ブログに感想を書いていこうと思います。

 

 

早速ですが今回読んだ本がこちら

 

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方
仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

 

 

基本情報

作者:宇都出雅巳
価格:¥ 1,490
紙の本の長さ: 165 ページ
出版社: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2016/8/12)

 

 

商品説明

以下、amazonより引用

内容紹介
脳のメモ帳「ワーキングメモリ」が集中力のカギを握る!
ド忘れ・不注意・勘違い・誤判断を予防する仕事術

「あっ、すっかり忘れていた! 」
「おっと、うっかり見落としていた……」
「そうなんですか⁉ 勘違いしていました」
「なんで自分はあのときハンコを押したんだろう?」

これまであなたは仕事でどんなミスをしたことがありますか?
またはどんな失敗をしかけたことがありますか?

これらのミスが起きてしまうのは、あなたの記憶力や注意力、コミュニケーション力、あるいは判断力が、低いからではありません。

実はそもそもわれわれの脳自体がミスを起こしやすいメカニズムになっているのです。

しかもそれは、「忘れた! 」というミスに限らず、そのほかのミスも脳の「記憶」にほとんどの原因があります。あなたはそのことを知らないがために、ミスを起こしてしまっているだけなのです。

「経験が少ない、または能力が足りないからミスをするだけでは?」という指摘もあるでしょう。たしかにそれもありますが、必ずしもそうとは限らないのです。

むしろ経験が豊富、または能力があるからこそ犯しやすいミスもあります。中堅やベテランになれば自然とミスが減るわけではありません。逆に増えることもあるのです。

その脳に対して知らず知らずに(悪)影響を与えているのがあなたの記憶であるということが、最近の脳科学、認知科学の研究で急速に明らかになってきました。

こうした事実を知らないままだと、今後もミスを犯す危険があります。いくら記憶力や注意力、コミュニケーション力、判断力を鍛えようと思っても、脳のメカニズムを知らずにがんばっていたら、ほとんど効果はないのです。

少し驚かせてしまいましたが、逆に言えばあなたが脳のメカニズムを正しく理解し、それを踏まえたうえでミスが起こらないような対策を打ちさえすれば、ミスのほとんどは防げるということです。

本書は仕事のミスを以下の4つにわけ、それぞれのミスが起こるメカニズムと、ミスを防ぐ基本対策を解説していきます。

1 メモリーミス(忘れた! )
2 アテンションミス(見落とした! )
3 コミュニケーションミス(伝わっていない! 聞いていない! )
4 ジャッジメントミス(判断を間違えた! )

さらに、単にミスをなくす基本対策だけでなく、上司や同僚、取引先から「すごい! 」と言われるための応用編として、マスターへの道も用意しました。

この本は、一風変わった仕事術を紹介する本ではありません。

これまでさまざまなビジネス書で紹介されてきた王道テクニックや、上司や先輩から耳にタコができるほど指摘されてきたアドバイス。それらがいかに脳のメカニズム上、有意義なことであるかを説明し、これまで以上に納得していただいて、「理解」だけではなく「実践」してもらうことを目的としています。

さらに言えば、本書を通じて仕事のミスと向き合うことで、「本当のあなた」と向き合うきっかけになってほしいと願っています。

 

 

僕がこの本を読もうと思った理由

やはり仕事でのミス多いなと思ったからです。

今の仕事は3年続けており、自分の担当範囲の業務はかなり慣れているもののたまに新人でもしないようなポカミスをしてしまう時があります。

 

 正直ミスというのは評判を落とすことになりますし、

今後重要な仕事が振られない可能性だって出てきます。

 

そこで若いうちにこのようなミスを無くすためのテクニック的なものを

知っておくべきだと思い本書を購入するに至りました。

 

 

似たようなタイプの本を既に読んでいる人にはおすすめできない

この本は、広く浅く仕事のミスがどう起きるのか?どう無くすのかを

解説しているので、既にミスを減らす&無くす系の本を何冊か読んでいる場合には、

退屈な内容になってしまうと思います。

 

特段珍しい話とかもないので、既にこの系統の本をもっている人は、

そちらを改めて読み直すとかで十分だと思います。

 

 僕は、あまりこういう本を読まないですがこれ知ってるっていう

話が結構ありました。

 

 

 

タイトル詐欺?

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方と書いてあるのですが、

そういったテクや話は特にないと思います。

 

そもそも仕事のミスが絶対なくなるなんてありえない話ですからねw

 

そこは買わせるための誇張した表現ですので、

これさえ買えばミスがなくせるんだと思って買うのはおすすめしないです。

 

どちらかというと本書は、人間の脳はミスをしやすいよって話が多いので、

仕事のテクニック本とはまだ別物となってきます。

 

 

 

 

本全体の感想

脳のメカニズムについて解説した上でどうしてミスは起こるのか?

どうしたらミスは防げるのか?ということを順序立てて丁寧に解説してくれています。

 

また実際に会社でミスが起きる時の例が書いてあることもあり、

読んでいてイメージしやすく頭に入りやすかったです。

  

またそんなにページが多い本でも無いので、中学生や高校生でも読みやすいと思います。自分は3日程で読み終わりましたが、おそらく1日で読める分量です。

 

「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」というタイトルですが、

この本に記載してある考え方や動き方は、受験などでも使えるはずなので、

学生のうちから読んでおいても損はないと思いました。